Solid Afro & Dia de los Muertos "POSSE"
思い返すと私は2008年にSolid Afroを秋葉原グッドマンで観たことがありました(陶砂というバンドを観に行った時の対バンで)。名前が引っかかったのと1曲良い曲をやっていた気がしたのでホームページもチェックしましたね。その後2014年くらいのsoundcloudもよく聴いていて、(2ndアルバムは図書館で借りてしまいました)が今年久しぶりにライブを観に行ったら曲がほんとに良くてアルバムも発売日に買いました!
サックスをどうビートに取り込むか(オブリガード・ソロ回し以外で)という点で勉強になりました(2曲目のBLEND!)。あと音が良い(ミックス・マスタリング)。今年聴いたアルバムの中で音の良さということで印象に残っています。作曲・ボーカルをされている須藤さんとは好きな音楽もよく被っているのでお話ししてみたいし、来年対バンしたいですね。こんなに好きな音楽が被っているのに作る音楽が違うということ、私は歌詞カードのスペシャルサンクスに好きなバンド一覧は載せないし日曜日のライブのMCで明日はブルーマンデーだとは言わない、ことが関係しているかもしれません(?)
あとアルバム発売時にコメント書きます!と言いながら書けなくてすみませんでした。気の利いたこと書くのが本当に不得意なのでダメでした…。
Solid Afro+失敗しない生き方+パブリック娘。のこのアルバムはインディー工夫(くふう・もしくはこうふ)時代の美しい成果の一つでこういった2010年代前半の破れた夢の再編の流れは来年以降も続くでしょう…みたいなことを書く予定でした。(ちなみに2015年がインディー疲れの年とされている。それ以降がインディー工夫時代)
ecke - BYPATH
eckeは一昨年にライブを初めて観て感激したすぐあとに当時のボーカルの方が脱退されてしまい、その後ボーカルとキーボードを長い間募集されていたので自分と穴迫で加入したいなと思っていた時期もありました(募集要項にバンド活動を優先できる方と書いてあったので断念)。その後とても綺麗なボーカルの方が加入されてアルバムも出て嬉しかったです。
日本の所謂人力Jディラビート系バンドは全て付け焼き刃的で無理なのですが(特にジャズミュージシャンがやるやつ、とはいえ海外の流行りをすぐ取り入れて頑張るのは戦前から続く日本のジャズの伝統だと気付きもう許すことにした)、eckeはライブを初めて観た時からこのドラムの人は全然違うぞと感じていました。今年になってドラマーでリーダー・作曲の菅原さんと知り合ってからいろいろ話すとほんとにhip hop好きな人ですね。ずっとMPCでビートも作られていて。インタビューもしたのでまとめて来年公開します(マジで遅くてすみません!)
2015年にはすでにレーベルから誘いがあったらしいという話を訊き、たしかに2015年だったらタイミングドンピシャだったかもしれませんが、eckeの持つ(おそらく本人たちは気づいていない/気にくわない)90年代性は2017年とリンクしていました。
そっち側の人(?)にも聴いてもらいたいと思い、勝手に台車さん(inudogmask)にお願いして書いてもらった推薦コメントをここに公開します!(台車さん急いで書いてもらったのにどこにも出していなくてすみません!大土下座。) 出てくる固有名詞、全然わからないと思うけどぜひ検索してみてください。台車さんの文章好きなので誰かレギュラーの仕事を振ってほしい。
ecke『BYPATH』
inudogmaskという名前で、80年代後半から90年代のシティポップを求め、ブックオフの500円・280円コーナーを行脚する日々を過ごしている。バイパスの走る郊外の街に住んでいる。
eckeを初めて聴いたのはsouncloudの音源だった。あまりLikeしないのだけど珍しくすぐLikeボタンを押して、忘れないようにとTwitterもフォローした。
eckeの音楽について勝手な感想を述べるとすると、まず90年代や00年代のJ-POPの良さが随所に織り込まれているなというところ。
90年代当時、70年代のポップスを参照点を置いたバンドがあったように、今2010年代においても90年代のJ-POPの影響を感じられる。各年代のポップスを抽出して配置する中でも少なくともボーカルにはそれを感じる。それがあくまでもブラックミュージックの単なる模倣ではなくJ-POPになり得ている一因だろう。
バンドのサイトにはhiphopの影響と書いてあるのでそれはそれでそっちが本当だろうが、それにしてもリードトラックのACCESSに関しては90年代後半のバンドと並べてプレイリストに入れて流してもわからないのではないか。荒井由実/海を見ていた午後のカヴァーというチョイスもいかにもという感じだ。
聴いてみて頭に浮かんだのはEscalatorsやThe Chang、Platinum 900。00年代に入りari、Sillyなど、いずれもSoul〜R&B〜AORをルーツに持つ面々。(よくわからない具体例だろうけど)アーバンなポップスを志向しているeckeもその系譜だろうと感じた。
しかし上記のような音楽性だと言っても音を詰め込んだ感じは無くて、シンプルで風通し良いようにコントロールされている。そして現行バンドらしく、ネオソウルやhiphopを感じさせるリズムの揺らし方、クールネスを帯びたボーカルなどは、アップデートされた2017年の音楽だ。
ここ1〜2年、新しいシティポップと言われる音楽に対しては自分には関係無いよと高を括っていたが、eckeの音楽は自分の住む郊外の田舎の街にでも都市の気分を運んできてくれる。この夏、eckeを聴きながら走り抜けるバイパスはさぞ爽快なことだろう。
2017.08.22 inudogmask
2017年12月29日金曜日
2017年12月22日金曜日
2017年のベスト①
思いつくままに順不動でいきます!
・MF Doomもいってたよbot
・inudogmaskのシティポップがんばるぞ
台車さんのミックス↑に入っているAdam & Eve 1989/久野かおりという曲がやば坦々でしたね… 日本で初めてのSinger Song Sax Playerとのこと。今でもライブやっているそうだ。
これは今年出たアートリンゼイ本のアンビシャスラヴァーズの項でも書いてあったがほんの数年前まで聴くの耐えられなかったデジタルリバーブやドラムマシン、PCMシンセの音が今はこんなにかっこよく感じられるのは本当に不思議ですよね。シティポップという名前で若者が遅いボヤボヤした日本語ロックをやる流れはもう終わってしまったが? 私も来年は仕事で得たスキルを活かしてシティポップがんばるぞ!
・森川美穂 - おんなになあれ
台車さんやakaruiさんなど複数の人が今年書いてて聴いた。家でよく歌ってるし大井競馬場前の治安の悪いフリマで7インチも買えた。ASKA作曲
・アーバンサックス中川さんのinstagram
・KING KONG JAPANの2nd
1stよりも少しだけリズムがカラフルになっていて、しかしほとんど同じ構造の曲だったけど良かったです。どうでもいい時によく聴きます。次出たらまた買うと思う。
・DJ Quik & Problem - Rosecrans
このアルバム今年めちゃめちゃ聴きました。曲もラップも良いのですが、無意味に続くシンセとギターの絡みで10分近く続くトラックが何曲か入っていて驚きました。意味はないけどフレーズとボイシングだけが洒落ててずっと聴いてしまう。
・Jhené AIko - Trip
単純にポップソングとして↑のOLLAが好きでした。ジェネイアイコさん、最初のミクステ以降のアルバムはちょっとストイック過ぎて難しかったのですがこういうテンポ早い曲もあったり娘と歌っている曲もよかったし力が抜けて良い感じなのではないでしょうか。曲が多すぎるのとジャケがダサいという問題もありますが
・今年良かったアイドル→なし!
・だけども
出たのは2016年ですが今年福岡の友人に送ってもらった浦郷えりかさんのCDはいっぱい聴きました。声がきれいで歌が下手な人の音楽をいっぱい聴けるのはとても嬉しい。売り物としてはなかなかギリギリな下手さの曲(さよならサンセットのラジオ収録ver)も本当にありがとう。入江さんが今年福岡で対バンしていてとても羨ましかった。
Part2 に続きます…
・MF Doomもいってたよbot
MF Doomも「お前って太陽っぽいし雨を全部追い払ってくれるよな」って言ってたよ— MF Doomも言ってたよ (@damezettainess) 2017年8月26日
MF Doomのリリックを和訳している女性のbot。勉強になるし気持ちが明るくなる。MF Doomも「ファンタスティック・フォーとシークレット・ウォーするのはもーうんざり」って言ってたよ— MF Doomも言ってたよ (@damezettainess) 2017年8月26日
・inudogmaskのシティポップがんばるぞ
台車さんのミックス↑に入っているAdam & Eve 1989/久野かおりという曲がやば坦々でしたね… 日本で初めてのSinger Song Sax Playerとのこと。今でもライブやっているそうだ。
これは今年出たアートリンゼイ本のアンビシャスラヴァーズの項でも書いてあったがほんの数年前まで聴くの耐えられなかったデジタルリバーブやドラムマシン、PCMシンセの音が今はこんなにかっこよく感じられるのは本当に不思議ですよね。シティポップという名前で若者が遅いボヤボヤした日本語ロックをやる流れはもう終わってしまったが? 私も来年は仕事で得たスキルを活かしてシティポップがんばるぞ!
・森川美穂 - おんなになあれ
台車さんやakaruiさんなど複数の人が今年書いてて聴いた。家でよく歌ってるし大井競馬場前の治安の悪いフリマで7インチも買えた。ASKA作曲
・アーバンサックス中川さんのinstagram
Especiaにも曲提供やサックスで参加していた中川さんが夏の間家のソテツの前で写真を撮っていたの良かったです。中川さんは曲もサックスもめちゃかっこいい。(去年Especiaが出していたHelixという曲がめちゃヤバいです。)#ソテツSenshuさん(@urban_sax_045)がシェアした投稿 -
・KING KONG JAPANの2nd
1stよりも少しだけリズムがカラフルになっていて、しかしほとんど同じ構造の曲だったけど良かったです。どうでもいい時によく聴きます。次出たらまた買うと思う。
・DJ Quik & Problem - Rosecrans
このアルバム今年めちゃめちゃ聴きました。曲もラップも良いのですが、無意味に続くシンセとギターの絡みで10分近く続くトラックが何曲か入っていて驚きました。意味はないけどフレーズとボイシングだけが洒落ててずっと聴いてしまう。
・Jhené AIko - Trip
単純にポップソングとして↑のOLLAが好きでした。ジェネイアイコさん、最初のミクステ以降のアルバムはちょっとストイック過ぎて難しかったのですがこういうテンポ早い曲もあったり娘と歌っている曲もよかったし力が抜けて良い感じなのではないでしょうか。曲が多すぎるのとジャケがダサいという問題もありますが
・今年良かったアイドル→なし!
・だけども
出たのは2016年ですが今年福岡の友人に送ってもらった浦郷えりかさんのCDはいっぱい聴きました。声がきれいで歌が下手な人の音楽をいっぱい聴けるのはとても嬉しい。売り物としてはなかなかギリギリな下手さの曲(さよならサンセットのラジオ収録ver)も本当にありがとう。入江さんが今年福岡で対バンしていてとても羨ましかった。
Part2 に続きます…
2017年11月29日水曜日
12/2 hikaru yamada and the librarians & this cat @Ftarri
2017年12月2日(土)午後7時30分開場、8時開演 @水道橋Ftarri
this cat (ヴォーカル、シンセサイザー)
hikaru yamada and the librarians:山田光 (ビート、サックス) + 穴迫楓 (ヴォーカル)
1,500円
ライブラリアンズの1年ぶりのライブがあります。今年作った新曲やライブでやったことのない曲、4年ぶりにやるものやアルバムに入っていないレア曲など取り合わせてやるのでぜひお越しください。
this catさんとも一緒にやると思います。
淡い口当たりのノーウェイブです。
this cat (ヴォーカル、シンセサイザー)
hikaru yamada and the librarians:山田光 (ビート、サックス) + 穴迫楓 (ヴォーカル)
1,500円
ライブラリアンズの1年ぶりのライブがあります。今年作った新曲やライブでやったことのない曲、4年ぶりにやるものやアルバムに入っていないレア曲など取り合わせてやるのでぜひお越しください。
this catさんとも一緒にやると思います。
淡い口当たりのノーウェイブです。
機材リスト2017
先日、集めていた機材に救われたことがあったので私のスタジオ(モニタースピーカーも置けない何もできない部屋)にある機材リストを作りました。
いわゆるセミヴィンと言われる機材をけっこう持っています。なにか御用の方(貸出・流し込みなど)はお問い合わせください。
〔synthsizer〕
Roland JX-8P(1985)
http://lgril.blog59.fc2.com/blog-entry-555.html
KORG DW-6000(1984)
http://lgril.blog59.fc2.com/blog-entry-556.html
Roland D-110(1988)
http://kblovers.jp/gakki/268-roland-d-110/
YAMAHA TX81Z (1986)
https://jp.yamaha.com/products/music_production/synthesizers/tx81z/specs.html#product-tabs
KORG Delta DL-50(1979) ※貸出中
https://www.proun.net/gallery/korg_delta.html
Bomtempi AD-175
イタリア製ホームキーボード(アナログシンセ付き)
〔drum machine〕
YAMAHA RX8(1988)
http://kblovers.jp/gakki/503-yamaha-rx8/
KAWAI R-50
http://lgril.blog59.fc2.com/blog-entry-69.html
いわゆるセミヴィンと言われる機材をけっこう持っています。なにか御用の方(貸出・流し込みなど)はお問い合わせください。
〔synthsizer〕
Roland JX-8P(1985)
http://lgril.blog59.fc2.com/blog-entry-555.html
KORG DW-6000(1984)
http://lgril.blog59.fc2.com/blog-entry-556.html
Roland D-110(1988)
http://kblovers.jp/gakki/268-roland-d-110/
YAMAHA TX81Z (1986)
https://jp.yamaha.com/products/music_production/synthesizers/tx81z/specs.html#product-tabs
KORG Delta DL-50(1979) ※貸出中
https://www.proun.net/gallery/korg_delta.html
Bomtempi AD-175
イタリア製ホームキーボード(アナログシンセ付き)
〔drum machine〕
YAMAHA RX8(1988)
http://kblovers.jp/gakki/503-yamaha-rx8/
KAWAI R-50
http://lgril.blog59.fc2.com/blog-entry-69.html
2017年9月27日水曜日
mukuchi東京公演2017-②
バンド編成の翌日日曜日は、私とマリさん二人でfeather shuttles foreverとして演奏します。
トラック流して歌ったりギター弾いたり、という感じになるでしょう。たぶん30曲近くできるんじゃないだろうか…
feather shuttles forever(hikaru yamada+mukuchi)ライブ
10月8日(日) @駒込ラグロット 18時開場 (おそらく演奏は18時半~20時半くらいの間にゆるゆるとやります。)
2000円 飲食持ち込み自由
feather shuttles forever - 図上のシーサイドタウン
feather shuttles forever - アイス賭博
feather shuttles forever - ジュース
去年一緒にライブしてからそのあといっぱい曲を作ったみたいなので、それを中心にやります。あとマリさんの初期曲もこの日はやるでしょう。会場の駒込ラグロットも久しぶりです。(いろいろ見ても結局東京で一番制約がないスペースのような気がします。)
よろしくお願いします。
2017年9月18日月曜日
mukuchi東京公演2017-①
今年も兵庫県の日本海側からmukuchiさんが来ます。二日間ライブがあるのでよかったらいらしてください。
10/7(土)”Summer Soul”
19:00/19:30(Open/Start)
2,000円+1Drink
mukuchi (band set)
mimippiii
Stoned To Death
ひかりのうま@大久保(JR大久保駅南口改札を出て右。「キューピット」の文字看板が目印)
この日はmukuchiバンドセットでやります。
メンバーは去年と同じく、マリ(ボーカル・鍵盤),uccelli(ギター・鍵盤・ベース),hikaru yamada(ベース・ギター),バイク王(ドラム)で、マリさんの最近の曲を中心にバンド編成で再現する予定です。
昨年の様子↓
今年一番衝撃を受けた曲↓歌詞・調性・譜割り
mimippiiiさんも東京初ライブなのかな?めちゃ楽しみです。
一緒に一曲やります(サックス吹きます。)
miippiiiさんめちゃ曲好きなのですが、80年代だったらソロのアイドルに曲提供できたんじゃないかな…と以前から思ってて今1曲アレンジをしています。公開はライブ後になりそうですが最終的には全て1986年以前の機材で打ち込み直す予定です。
4月に一緒にやったNNMIEさんのユニットStoned To Deathにもサックスで参加します。
去年も書きましたが
私はNNMIEさんのおかげでマリmukuchiさんのことを知りました(NNMIEさんのwhisper of the heartをカバーしていた)。のちに知ったのですがNNMIEさんの影響で曲を作ったり宅録を始めた人はとても多いらしい。mimippiiiさんもその一人らしい。このtwitterにいる音楽家達…このとてもささやかな音楽を作っている人たち(名前はまだ無いが前回4月のNNMIEさんの企画名"知らないパレード"ってぴったりだなと思った)のことが私はとても好きです。
私は普段テレビの仕事を憎みながらしているのですがそれでも気が狂わないのはこういう小さくてささやかな音楽を知っているからだと本気で思っています。万人のためのエンターテインメントではありませんがこの美しさがわかる人には来てもらいたいです。
2017年5月11日木曜日
2017年6月4日 中川裕貴、バンド 東京初公演
敬愛している京都のチェロ奏者中川裕貴さんのバンドの東京初ライブが6月にあります。ぜひ来てください! 来場予約者には山田光と中川裕貴によるリミックスが含まれた特典音源も配布される予定です。
■2017年6月4日@神保町試聴室(東京・神保町)
中川裕貴、バンド 1st album 「音楽と、軌道を外れた」リリースライブ東京編
Yuki Nakagawa, band's 1st album ["Music" and straying out of its orbit] release performance in Tokyo
出演:
中川裕貴、バンド
中川裕貴 Yuki Nakagawa(Cello, Effects)
菊池有里子 Yuriko Kikuchi(Piano)
横山祥子 Syoko Yokoyama(Violin)
出村弘美 Hiromi Demura(Voice, Action and No action)
大澤慧 Akira Osawa(Synthesizer)
滝沢朋恵
開場18:30/ 開演19:00
予約 2,500円(1ドリンク・スナック込)
★CD album付チケット:3500yen(1ドリンク・スナック込)※前売り予約のみ
▽ご予約・お問い合わせ:神保町試聴室、中川(yuki.n.o.nakagawa@gmail.com)もしくはFacebookページまで
中川さんの東京ライブ、当初は入江さんと山田主催でやる予定だったのですが、6月になってしまい私の結婚案件と重なってしまったため申し訳ないのですがスケジュールアウト…、中川裕貴、バンドは本当に素晴らしいのでぜひ観に来てください! ライブが素晴らしいのです。
取り急ぎ…(また後日もろもろ追記します)
2017年3月28日火曜日
2017/4/29 (土) NNMIEバンド @大久保ひかりのうま
4月29日(土)
知らないパレード @ 大久保ひかりのうま
19:30 ~ 1500円
inochi(from 仙台)
どろうみ
N Creamy(NNMIEバンド)
NNMIEさんという2,3年前からツイッターで交流のあるソングライターの東京初ライブにベースとサックスで参加します!
年末に出たアルバムから。
"さあ出かけよう お気に入りの服もないけど いきつけのカフェもないけど"
"さあ出かけよう 西友に音楽を聴きに行こう"
初めて濯いだ口の中で
私は見つけた 私の言葉を
初めて泳いだ海の途中で
私は見つけた 私の名前を
とうとう家賃は払えなくなって
私は見知らぬ心に連れられ
たどり着いた遠い砂漠に埋まって
君に踏みつけられていた
この歌詞もヤバいな
こういった曲を女性ボーカル含め6人編成で演奏します。
仙台から、こちらも東京初ライブのinochi
カンタベリーバンドなのか こちらも6人?で来てくれるそうです。
NNMIEバンドでもギターを弾くせきもとさんのバンド、どろうみ
女性ボーカル・ギター・チェロのトリオ、天童よしみに歌わせるつもりで作ったそうです。クール。
inochiもどろうみもNNMIEさんの仙台時代の仲間たちのようです。
2月から月1でNNMIEバンドの練習してるのですがめちゃ浄化されている。最近個人的にかなり生活が辛い時があるのですがめちゃ浄化されている…
ほんとはライブラリアンズにもオファーくれたのですが、ちょっと個人的に不安定なためにライブラリアンズは無理でした… みんなかっこいいので自分の武器も出したかったのですが、またいつかやりましょう。
2017年1月18日水曜日
2017年1月21日(土) 水道橋Ftarri
1月21日(土) @ 水道橋Ftarri http://www.ftarri.com/suidobashi/index.html
午後7時30分開場、8時開演 1,500円
山田光 (サックス)、上野翔 (ギター)、粟国智彦 (ギター)、Naked Under Leather(PC)
各々のソロと全員でのセッションを予定しています。
上野翔(毛玉・箱庭の室内楽)
粟国智彦(ナツノムジナ・5000)
Naked Under Leather(CQ crew・MRLS)
普段あまり即興演奏やってない3人と何かやってみようという企画です。私は複数のバンドをやってる人が好きです。
上野くん参加の毛玉
アグニくんのナツノムジナ
アグニくん参加の5000
Naked Under Leatherの音源
2016年、Lil $egaが主催するWasabi Tapes よりリリース
10,10,10とNaked Under Leatherのユニットcq crew
私は↓をやります…
午後7時30分開場、8時開演 1,500円
山田光 (サックス)、上野翔 (ギター)、粟国智彦 (ギター)、Naked Under Leather(PC)
各々のソロと全員でのセッションを予定しています。
上野翔(毛玉・箱庭の室内楽)
粟国智彦(ナツノムジナ・5000)
Naked Under Leather(CQ crew・MRLS)
普段あまり即興演奏やってない3人と何かやってみようという企画です。私は複数のバンドをやってる人が好きです。
上野くん参加の毛玉
アグニくんのナツノムジナ
アグニくん参加の5000
Naked Under Leatherの音源
2016年、Lil $egaが主催するWasabi Tapes よりリリース
10,10,10とNaked Under Leatherのユニットcq crew
私は↓をやります…
2017年1月14日土曜日
今年(2016)のbest②
今年(2016)のbest②
前回は自分の話で、今回は今年観たもの聴いたもので良かったことについて書いていこうかと思います。
①2016年よかったインターネット
・5000の大人飯くんのtwitter https://twitter.com/otnamshi
どんどん研ぎ澄まされている
・ストロングゼロ子のtwitter https://twitter.com/STRONGZEROKO
horikirixさんのサブアカと言われているけど、どんどん研ぎ澄まされている
・台車さんとタイさんの活動を知ったこと
誰も注目していなかった90年代のシティポップを発掘する草の根活動をしている二人。90年代もシティポップもさほど興味がなかった自分でもブックオフ280円棚でANNAやANNA BANANAが無いか確認するようになってしまった。リスナーの思い出話とか全く興味ないので90年代論全般について脳がミュートしてしまっていたがこの若いお二人のdig活動はまさに捉え直しの作業でありスリリングです。アップされてるmix(全く知らない人ばっかり!)も解説も面白いのでぜひチェックしてみてください。
Looking for the Melted Crystal 〜Why Now? City Pop 90s〜
http://thaithefish.tumblr.com/post/142506606992/looking-for-the-melted-crystal-why-now-city-pop
・マリ mukuchiさんとの活動
ライブもしたしいっぱい曲も作ることができて楽しかったです。マリさんはほんとにヤバい。曲が。自分も負けずにヤバくならないとと強く思う。
・アフリカレーヨンの三日とろろさんとmimippiiiさんの活動
このお二人も天才だと思います。来年一緒になんかやれたら嬉しい。
↑今年一番好きな曲。ベスト作詞。
②2016年に聴いて良かったCD
毛玉『しあわせの魔法』
自分も参加しているんですが、聴いてたらとてもエモくなってしまいます。前作からこの間いろいろあったと思うのですが2年で新譜が出て本当に良かった!中心となる大曲があり(ダンス・ダンス・ダンス)、完全にポップサイドに振り切れた朝ドラ狙えそうな曲もあり(キジバト)、前作のエネルギーを継承・発展させた曲あり(船・ビバ!・タイガーアイランド)正しいセカンドアルバムのあり方で最高!そしてプラネテスという名曲が正しいアレンジ・正しいミックスで今回収録されていて嬉しいです。
KING KONG JAPAN - GORILLA VENUS
名前は見ていたのにスカムR&Bという紹介で心のミュートがかかってしまっていたが、ダンボールレコードのイベントでライブ観られて良かった。ちゃんとしています。抽象化されたR&B R&Bとギリギリわかる最小限の音しか入ってないのに成立しているし、全部名曲のような気がしてしまう…ミニマルR&B(twitterより転載)
音楽聴く時なんらかの効能がある曲は繰り返し聴いてしまいますが、このCDは他には無い効能がありますね。うまく言えませんが何回も聴いてしまう。
V.A. / IRAMA JAZZ
インドネシアの50年代のジャズのコンピなんですが今年大感動の一枚でした。狂ったアレンジのラウンジジャズです。
今までラテンやアフリカに比べてそれほど興味がなかったアジアの音楽ですが、どの国にも平等に50年代があり、アメリカ音楽への憧憬と距離があり、自国の音楽の再考と再興があったわけでどの国の音楽も面白いんだろうなという結論になりました。ニックママヒットというピアニストが中心になっています。解説にもネットにもどこにも書いていませんが、恐らくレニートリスターノやリーコニッツ・ビリーバウワーを聴いていると思われる無調ラウンジを繰り広げています。インドネシア語歌唱付きで。
③今年観てよかったライブ(忘れているので思い出したら追記します)
・原田いただきさん
曲は好きでsoundcloudでよく聴いていたのですがライブもとてもよかった。自分の周りにはいないポジティブさを感じました。
・Streifenjunko + Koboku Senjû Quartet
ノルウェイのテナーサックス・トランペット・チューバの三人の来日 動画は観ていたのですが今まで音響的即興とよばれる音楽で生まれた語法を精子整頓カタログ化したような演奏で、批判的な感想を持ってしまうかなと危惧していたのですがそれでもやっぱり感動してしまいました。音響即興パートだけじゃなくてシンセのトリガーを使った演奏は未知の領域でそこには希望を感じましたね。
・Jean-Luc Guionnet
ジャンリュックギオネ前回来日時の大蔵雅彦・石川高とのトリオが凄すぎて(今まで観た即興演奏のライブで一番感動した)今年も行ったのですが仕事の都合でトリオの演奏には間に合わず… しかしギオネさんのアルトサックス、今まではやらなかった技として、ひたすらポルタメントで変な音を出していて、サックスのポルタメントとかジョニーホッジスでしょ?くらいな感じで注目してなかったのですが、音響即興でも使えるんだと衝撃を受けました。注目していないところに注目して取り組んでいる人を見ると感動してしまう。ノルウェイの三人と観た時期が一緒だったのでなおさらそう思ってしまったのかも
・中川裕貴、バンド
ちゃんと感想書こうと思いつつ書いていなかった(そして今も資料が手元に無いので書けない)。即興パート・現代音楽風意匠・サンプリング音源・カットアップされるレゲエ・朗読・演劇・非音楽家などなど実験音楽の全部乗せじゃないかと思われるかもしれないが全部手が込んでるんですよね…(フィールドレコーディングに溶ける菊池さんのピアノなど) チェロ・ハープ・ヴァイオリン・ピアノ・ノンミュージシャンユニット2017年は東京公演やCDの発売もあります。注目しましょう。
③今年よかったアイドル
・ハッピーくるくる
仙台のアイリス(by moradol)解散ラストライブを観に行ったのですが結果的に午前はメジャー流通の駄曲全部盛り、午後の部はインディー時代のソウル・カリプソ曲全部放出という日の午前に行ってしまい泣きました… でその対バンで出ていたハッピーくるくるが東京のクールといった風情でよかったですね。アイリスの地方無難タレントぽいつまらないMCとメジャー曲の音抜けバッチリマスタリング(完全地下アイドルイベントだったのでマスタリングの良さだけが光っていました)に対して、東京のダルな喋り+soundcloud音質のフューチャーベースの説得力が眩しかったですね。
・Lucky Color’s
好きな沖縄出身のアイドルが、地元からほど近い三郷で無銭をやるので観に行ったら今のところラストライブになっているらしい。良かったですね。アクティブリカバリーミュージックだと思いました。
・ふわふわ
よく知らないのに空き時間に無銭イベを観に行ったらかわいくてよかったですね。
・TOKYO喫茶
南波さんの番組でかかってた↓
オリジナルサヴァンナバンドのCory Dayeのソロ曲を思い出しませんか?
CDR欲しい…
前回は自分の話で、今回は今年観たもの聴いたもので良かったことについて書いていこうかと思います。
①2016年よかったインターネット
・5000の大人飯くんのtwitter https://twitter.com/otnamshi
どんどん研ぎ澄まされている
・ストロングゼロ子のtwitter https://twitter.com/STRONGZEROKO
horikirixさんのサブアカと言われているけど、どんどん研ぎ澄まされている
・台車さんとタイさんの活動を知ったこと
誰も注目していなかった90年代のシティポップを発掘する草の根活動をしている二人。90年代もシティポップもさほど興味がなかった自分でもブックオフ280円棚でANNAやANNA BANANAが無いか確認するようになってしまった。リスナーの思い出話とか全く興味ないので90年代論全般について脳がミュートしてしまっていたがこの若いお二人のdig活動はまさに捉え直しの作業でありスリリングです。アップされてるmix(全く知らない人ばっかり!)も解説も面白いのでぜひチェックしてみてください。
Looking for the Melted Crystal 〜Why Now? City Pop 90s〜
http://thaithefish.tumblr.com/post/142506606992/looking-for-the-melted-crystal-why-now-city-pop
・マリ mukuchiさんとの活動
ライブもしたしいっぱい曲も作ることができて楽しかったです。マリさんはほんとにヤバい。曲が。自分も負けずにヤバくならないとと強く思う。
・アフリカレーヨンの三日とろろさんとmimippiiiさんの活動
このお二人も天才だと思います。来年一緒になんかやれたら嬉しい。
↑今年一番好きな曲。ベスト作詞。
②2016年に聴いて良かったCD
毛玉『しあわせの魔法』
自分も参加しているんですが、聴いてたらとてもエモくなってしまいます。前作からこの間いろいろあったと思うのですが2年で新譜が出て本当に良かった!中心となる大曲があり(ダンス・ダンス・ダンス)、完全にポップサイドに振り切れた朝ドラ狙えそうな曲もあり(キジバト)、前作のエネルギーを継承・発展させた曲あり(船・ビバ!・タイガーアイランド)正しいセカンドアルバムのあり方で最高!そしてプラネテスという名曲が正しいアレンジ・正しいミックスで今回収録されていて嬉しいです。
KING KONG JAPAN - GORILLA VENUS
名前は見ていたのにスカムR&Bという紹介で心のミュートがかかってしまっていたが、ダンボールレコードのイベントでライブ観られて良かった。ちゃんとしています。抽象化されたR&B R&Bとギリギリわかる最小限の音しか入ってないのに成立しているし、全部名曲のような気がしてしまう…ミニマルR&B(twitterより転載)
音楽聴く時なんらかの効能がある曲は繰り返し聴いてしまいますが、このCDは他には無い効能がありますね。うまく言えませんが何回も聴いてしまう。
V.A. / IRAMA JAZZ
インドネシアの50年代のジャズのコンピなんですが今年大感動の一枚でした。狂ったアレンジのラウンジジャズです。
今までラテンやアフリカに比べてそれほど興味がなかったアジアの音楽ですが、どの国にも平等に50年代があり、アメリカ音楽への憧憬と距離があり、自国の音楽の再考と再興があったわけでどの国の音楽も面白いんだろうなという結論になりました。ニックママヒットというピアニストが中心になっています。解説にもネットにもどこにも書いていませんが、恐らくレニートリスターノやリーコニッツ・ビリーバウワーを聴いていると思われる無調ラウンジを繰り広げています。インドネシア語歌唱付きで。
③今年観てよかったライブ(忘れているので思い出したら追記します)
・原田いただきさん
曲は好きでsoundcloudでよく聴いていたのですがライブもとてもよかった。自分の周りにはいないポジティブさを感じました。
・Streifenjunko + Koboku Senjû Quartet
ノルウェイのテナーサックス・トランペット・チューバの三人の来日 動画は観ていたのですが今まで音響的即興とよばれる音楽で生まれた語法を精子整頓カタログ化したような演奏で、批判的な感想を持ってしまうかなと危惧していたのですがそれでもやっぱり感動してしまいました。音響即興パートだけじゃなくてシンセのトリガーを使った演奏は未知の領域でそこには希望を感じましたね。
・Jean-Luc Guionnet
ジャンリュックギオネ前回来日時の大蔵雅彦・石川高とのトリオが凄すぎて(今まで観た即興演奏のライブで一番感動した)今年も行ったのですが仕事の都合でトリオの演奏には間に合わず… しかしギオネさんのアルトサックス、今まではやらなかった技として、ひたすらポルタメントで変な音を出していて、サックスのポルタメントとかジョニーホッジスでしょ?くらいな感じで注目してなかったのですが、音響即興でも使えるんだと衝撃を受けました。注目していないところに注目して取り組んでいる人を見ると感動してしまう。ノルウェイの三人と観た時期が一緒だったのでなおさらそう思ってしまったのかも
・中川裕貴、バンド
ちゃんと感想書こうと思いつつ書いていなかった(そして今も資料が手元に無いので書けない)。即興パート・現代音楽風意匠・サンプリング音源・カットアップされるレゲエ・朗読・演劇・非音楽家などなど実験音楽の全部乗せじゃないかと思われるかもしれないが全部手が込んでるんですよね…(フィールドレコーディングに溶ける菊池さんのピアノなど) チェロ・ハープ・ヴァイオリン・ピアノ・ノンミュージシャンユニット2017年は東京公演やCDの発売もあります。注目しましょう。
③今年よかったアイドル
・ハッピーくるくる
仙台のアイリス(by moradol)解散ラストライブを観に行ったのですが結果的に午前はメジャー流通の駄曲全部盛り、午後の部はインディー時代のソウル・カリプソ曲全部放出という日の午前に行ってしまい泣きました… でその対バンで出ていたハッピーくるくるが東京のクールといった風情でよかったですね。アイリスの地方無難タレントぽいつまらないMCとメジャー曲の音抜けバッチリマスタリング(完全地下アイドルイベントだったのでマスタリングの良さだけが光っていました)に対して、東京のダルな喋り+soundcloud音質のフューチャーベースの説得力が眩しかったですね。
・Lucky Color’s
好きな沖縄出身のアイドルが、地元からほど近い三郷で無銭をやるので観に行ったら今のところラストライブになっているらしい。良かったですね。アクティブリカバリーミュージックだと思いました。
・ふわふわ
よく知らないのに空き時間に無銭イベを観に行ったらかわいくてよかったですね。
・TOKYO喫茶
南波さんの番組でかかってた↓
オリジナルサヴァンナバンドのCory Dayeのソロ曲を思い出しませんか?
CDR欲しい…
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